花千(かゆき)委嘱作品 「花千(かゆき)」
1 さくら花(さくらばな) 2 春愁(しゅんしゅう) 3 花吹雪(はなふぶき)
編成…篠笛/三絃/箏1、2/十七絃
この曲は「花千」の委嘱を受けて2008年に作曲しました。 「千の花びらが舞い散る様はとても美しく、まるで雪のように美し い」という意味のグループ名をそのまま曲名にしました。 全体は3楽章で、委嘱時のグループの楽器編成を活かした五重奏です。 1…花と言えば何と言っても桜です。桜が見せる様々な様子を表 しています。青い空に映える桜、曇天に霞がたなびくように見える 花びら、春の嵐に耐える姿、などなど… 2…春の愁い。憂鬱という程ではない「そこはかとない春の哀愁」 弟子巣立ち春愁の箏の音響くなり さゆり 3…華やかな光景の中に一抹の寂しさも感じさせる花吹雪です。 行く人にとどまる人に花吹雪 富安風生現代邦楽合奏団として6回目の演奏会を迎え、着実に歩を進める花 千の皆さんの充実した演奏をお楽しみ下さい。
川崎絵都夫
2009年2月23日月曜日
2009年2月22日日曜日
ゲスト・プロフィール(2)
ゲスト・プロフィール(1)
三絃:野澤 徹也(のざわ てつや)
1974年京都市生まれ。93年花園大学文学部史学科入学。同大学邦楽部に入部し、三味線を始める。97年、現代邦楽研究所入所(第3期生)。西潟昭子氏に師事。05年、洗足音楽大学非常勤講師になる。
03年より若い作曲家に新作を委嘱、三木稔、杵屋正邦、長沢勝俊、水野修孝、他ベテラン作曲家たちの三絃曲とともに三味線の現代作品による演奏・録音を続けている。
常に『現代の三味線音楽』を追求し、現代音楽として『今に生きる三味線の魅力』を発信している。「切れ味鋭く、情緒豊か、生命力あふれる」と評されるその演奏は、「三味線のイメージを一新する、若き弦楽器奏者」として、現代邦楽のみならずさまざまなジャンルの音楽ファンから熱い注目を集めている。
05年東京邦楽コンクール第1位受賞のほか受賞多数。CDは04年リリースの「三絃 野澤徹也1」(SION RECORDS)、「message 三味線独奏曲集」(SION RECORDS)ほか多数。その他、NHK教育TV全国放送「日本音楽の祭典」、NHKFM「邦楽百番」、「邦楽のひととき」、TOKYOFM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」等、テレビ、ラジオへの出演多数。
1974年京都市生まれ。93年花園大学文学部史学科入学。同大学邦楽部に入部し、三味線を始める。97年、現代邦楽研究所入所(第3期生)。西潟昭子氏に師事。05年、洗足音楽大学非常勤講師になる。
03年より若い作曲家に新作を委嘱、三木稔、杵屋正邦、長沢勝俊、水野修孝、他ベテラン作曲家たちの三絃曲とともに三味線の現代作品による演奏・録音を続けている。
常に『現代の三味線音楽』を追求し、現代音楽として『今に生きる三味線の魅力』を発信している。「切れ味鋭く、情緒豊か、生命力あふれる」と評されるその演奏は、「三味線のイメージを一新する、若き弦楽器奏者」として、現代邦楽のみならずさまざまなジャンルの音楽ファンから熱い注目を集めている。
05年東京邦楽コンクール第1位受賞のほか受賞多数。CDは04年リリースの「三絃 野澤徹也1」(SION RECORDS)、「message 三味線独奏曲集」(SION RECORDS)ほか多数。その他、NHK教育TV全国放送「日本音楽の祭典」、NHKFM「邦楽百番」、「邦楽のひととき」、TOKYOFM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」等、テレビ、ラジオへの出演多数。
指揮者:福田 滋(ふくだ しげる)プロフィール
武蔵野音楽大学卒業。ユーフォニアムを坂本辰則、三浦徹、関根五郎、指揮法を谷口雄資の各氏に師事。
吹奏楽団の指揮のほか、ミュージカルなど多方面の指揮者として活躍。特に現代吹奏楽の可能性の追求、日本人作品の普及をライフワークとしている。
近年、編曲、レコーディング、人気サイトへのエッセイ連載執筆など幅広い活動を展開中。04年「日本の響きをつくる」(音楽之友社)を共著。現在「日本人作曲家と吹奏楽の世界」(バンド・ジャーナル誌)を連載中。CDは、日本の作曲家シリーズ「團伊玖磨吹奏楽作品集1,2」、「別宮貞雄管楽作品集」、「奏楽堂の響き」など多数。編曲も多く、各社より出版中。現在、陸上自衛隊中央音楽隊勤務。つるがしま市吹奏楽団常任指揮者。鶴ヶ島市音楽連盟副会長。リベラ・ウィンド・シンフォニー音楽監督。彩の国県民芸術文化祭運営委員。
顧問:川崎 絵都夫(かわさきえつお)プロフィール
1959年東京生まれ。魚座。A型。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。東京交響楽団や坂本龍一のオーケストレーターを経て、委嘱作品の発表を始める。
クラシック音楽をベースに現代の感覚を融合させた独自の世界を目指し、オーケストラ、室内楽、邦楽器、合唱のための作品多数。シンセサウンドと邦楽器のコラボレーションなどによるDVDのBGMや、TV番組テーマ曲なども手掛ける。また、文学座・新橋演舞場・新国立劇場を始めとした舞台音楽も多い。
1999年、音楽を担当したTVドキュメンタリー「ロシアにアメリカを建てた男」で第14回世界テレビ映像祭・地球の時代賞コンクール審査員特別賞受賞。2000年度~2004年度 早稲田大学文学部 講師を務める(第一文学部 総合講座1・第二文学部 演習)教育出版・中学校音楽教科書2006年度版の著者。元・東京ミュージック&メディアアーツ尚美 特別講師。
クラシック音楽をベースに現代の感覚を融合させた独自の世界を目指し、オーケストラ、室内楽、邦楽器、合唱のための作品多数。シンセサウンドと邦楽器のコラボレーションなどによるDVDのBGMや、TV番組テーマ曲なども手掛ける。また、文学座・新橋演舞場・新国立劇場を始めとした舞台音楽も多い。
1999年、音楽を担当したTVドキュメンタリー「ロシアにアメリカを建てた男」で第14回世界テレビ映像祭・地球の時代賞コンクール審査員特別賞受賞。2000年度~2004年度 早稲田大学文学部 講師を務める(第一文学部 総合講座1・第二文学部 演習)教育出版・中学校音楽教科書2006年度版の著者。元・東京ミュージック&メディアアーツ尚美 特別講師。
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