2009年2月22日日曜日

ゲスト・プロフィール(1)


三絃:野澤 徹也(のざわ てつや)
 1974年京都市生まれ。93年花園大学文学部史学科入学。同大学邦楽部に入部し、三味線を始める。97年、現代邦楽研究所入所(第3期生)。西潟昭子氏に師事。05年、洗足音楽大学非常勤講師になる。
 03年より若い作曲家に新作を委嘱、三木稔、杵屋正邦、長沢勝俊、水野修孝、他ベテラン作曲家たちの三絃曲とともに三味線の現代作品による演奏・録音を続けている。
 常に『現代の三味線音楽』を追求し、現代音楽として『今に生きる三味線の魅力』を発信している。「切れ味鋭く、情緒豊か、生命力あふれる」と評されるその演奏は、「三味線のイメージを一新する、若き弦楽器奏者」として、現代邦楽のみならずさまざまなジャンルの音楽ファンから熱い注目を集めている。
 05年東京邦楽コンクール第1位受賞のほか受賞多数。CDは04年リリースの「三絃 野澤徹也1」(SION RECORDS)、「message 三味線独奏曲集」(SION RECORDS)ほか多数。その他、NHK教育TV全国放送「日本音楽の祭典」、NHKFM「邦楽百番」、「邦楽のひととき」、TOKYOFM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ」等、テレビ、ラジオへの出演多数。